一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会


Warning: Undefined array key 0 in /usr/home/mw2ph47c1b/www/htdocs/osaka0901club/wp-content/themes/o-club/single-lecture.php on line 8

/usr/home/mw2ph47c1b/www/htdocs/osaka0901club/wp-content/themes/o-club/single-lecture.php on line 11
">第3133回3月7日(水)
午餐11時00分 講演12時30分

森は海の恋人 人の心に木を植える

NPO法人 森は海の恋人 理事長京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授
畠山 重篤 氏

1943年中国上海生れ、宮城県立気仙沼水産高校卒業後家業の牡蠣養殖業を継ぐ。海の環境を守るには、海に注ぐ川、さらにその上流の森を守ることの大切さに気付き、漁師仲間とともに「牡蠣の森を慕う会」を結成、09年NPO法人「森は海の恋人」を設立。89年より気仙沼湾に注ぐ大川上流部で漁民による広葉樹の植林活動「森は海の恋人運動」を行っている。04年京都大学フィールド科学教育研究センター社会連携教授、94年朝日森林文化賞、03年緑化推進功労者内閣総理大臣表彰、04年宮沢賢治イーハトーブ賞、12年国連森林フォーラム「フォレスト・ヒーローズ」に選出、15年「KYOTO地球環境の殿堂」で殿堂入り、第25回みどりの文化賞受賞。著書に「森は海の恋人」「牡蠣とトランク」等多数。平成元年からスタートした「森は海の恋人運動」は今年で30年目を迎えた。漁師が山に木を植える活動からはじまり、同時に環境教育に重きを置いている。自然の繋がりと人と人の繋がり、この二つを両輪に据えなければ何事も長続きはしない。東日本大震災からの道のりにおいても同じ事が言える。人の心の持ちよう一つで何事も良くも悪くも転がる、時代は変わってもそのことだけは何も変わりはしない。そのことを皆さんと一緒に考えたい。