一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会


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">第3212回10月30日(水)
午餐11時00分 講演12時30分

英米のポピュリズム旋風と対峙する欧州

慶應義塾大学経済学部教授
竹森 俊平 氏

1956年東京都生れ、81年慶應義塾大学経済学部卒業、86同大学大学院経済学研究科修了、米国ロチェスター大学留学、89年同大学経済学博士号取得、慶應義塾大学経済学部助教授、97年同大学教授。19年経済財政諮問会議民間議員。03年「経済論戦は蘇る」で読売・吉野作造賞受賞、著書に「世界経済危機は終わった」「欧州統合ギリシャに死す」他多数。秋から冬にかけての世界景気には赤信号がともっているが、原因は唯一、一方的な米国の関税攻勢にある。超大国米国の強引な行動で、世界全体が被害を受けるというのはかつてない展開だが、それでも中国に対する強気な対応は理解ができるという指摘もある。中国の脅威に目覚めながらも、ルール重視の原理を貫く立場で一貫しているのは欧州だ。このままではWTOが主導する世界貿易秩序は崩壊しかねないが、その危機の中で欧州との協力でルールを護ることは可能か。それを検討する。