第3339回8月31日(水)
講演12時30分
脱炭素への切り札ーリチウムイオン電池の役割ー
《創立110周年記念講演会》旭化成㈱ 名誉フェロー
吉野 彰 氏
1948年大阪府生まれ。72年京都大学大学院工学研究科修士課程修了し旭化成工業(現旭化成)入社。05年大阪大学大学院工学研究科博士(工学)取得。05年旭化成吉野研究室室長、10年技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター理事長就任、17年旭化成名誉フェロー、19年九州大学栄誉教授、20年産業技術総合研究所フェロー兼エネルギー・環境領域ゼロエミッション国際共同研究センター長、21年名城大学終身教授・特別栄誉教授。04年紫綬褒章、19年文化勲章、文化功労者、同年スウェーデン王立科学アカデミー「ノーベル化学賞」受賞。カーボンニュートラル社会実現のためにリチウムイオン電池が果たすべき役割、またカーボンニュートラル社会に向けた世界の動き、技術の方向性、可能性について考察する。