一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3393回10月25日(水)
講演12時30分

日本の食料とエネルギー

京都大学 名誉教授
松久 寛 氏

1947年大阪府生まれ。70年京都大学工学部卒業、72年米国ジョージア州立工科大学修士課程修了、76年京都大学大学院工学研究科博士課程単位取得後退学、同年より京都大学で機械工学、特に振動工学の研究に従事し、95年同大学大学院工学研究科教授。08年縮小社会研究会設立、12年京都大学を定年退官し名誉教授。その後、日本機械学会副会長、振動談話会会長等を歴任。産業革命以降の文明は化石燃料によって成り立っている。日本は特にエネルギーと食料の自給率が低く、気候変動、災害、感染症、戦争などによってそれらの輸入が止まる可能性もある。日本のカタストロフィーを防ぐ方策について考える。