第3413回4月10日（水）
講演12時30分
スパコン「富岳」がもたらす革新的な進化
理化学研究所計算科学研究センター センター長
松岡 聡 氏
1963年東京都生まれ。86年東京大学理学部情報科学科卒業、89年同大学大学院理化学研究科情報科学専攻博士課程に進み93年理学博士取得。01年東京工業大学学術国際情報センター教授を経て、18年より現職。専門は高性能計算機システムでスーパーコンピューター「TSUBAME」の開発に携わり、現在の「富岳」総責任者を務める。14年スーパーコンピューター分野の最高峰賞である「IEEE Sidney Fernbach賞」を日本人で初めて受賞し、22年には「富岳」の開発により最高峰の業績賞「クレイ賞」を受賞した。スパコン「富岳」の開発から計算による科学的イノベーション加速のための新たな取り組みについて説明する。