一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3432回8月28日(水)
講演12時30分

古代ゲノムで解明する日本人の成り立ち

国立科学博物館 館長
篠田 謙一 氏

1955年静岡県生まれ。79年京都大学理学部卒業、産業医科大学解剖学講座助手、86年佐賀医科大学解剖学講座助手、94年同大学講師、96年同大学助教授を経て医学博士学位を取得。03年国立科学博物館に移り同博物館人類第一研究室室長、14年人類研究部長、16年副館長を経て21年より同博物館館長に就任。専門は分子人類学。著書に「人類の起源」「DNAで語る日本人起源論」等多数。ゲノム解析技術の発達により古代人のDNA解析が可能になった。古代ゲノムの情報から得られた最新の日本人の成立経緯について報告する。