第3434回9月11日(水)
講演12時30分
デジタル媒体は何を変えるのか
アジア太平洋研究所(APIR)研究顧問
猪木 武徳 氏
1945年滋賀県生まれ。68年京都大学経済学部卒業、74年マサチューセッツ工科大学大学院博士課程を修了(Ph.D経済学)。大阪大学経済学部教授、同学部長を経て、02年国際日本文化研究センター教授、08年同所長、12年青山学院大学国際政治経済学部特任教授を歴任。07年~08年日本経済学会長を務めた。19年瑞宝中綬章を受章。著書に「経済思想」「戦後世界経済史」等多数。デジタル技術の発展によって情報の獲得・散布の速度と範囲は大きく変わった。ソーシャルメディアと若者のメンタルヘルスの関係についての社会研究も活発だが、デジタル媒体の知的影響とは何かについて考察する。