一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3440回10月23日(水)
講演12時30分

ポスト岸田の政策課題

BNPパリバ証券経済調査本部長チーフエコノミスト
河野 龍太郎 氏

1964年愛媛県生まれ。87年横浜国立大学経済学部卒業、同年住友銀行(現三井住友銀行)入社、89年大和投資顧問に移り、94~96年米国大和投資顧問へ出向し米国経済、金融・通貨政策の分析を担当。97年第一生命経済研究所に主席研究員、00年より現職。23年より東京大学先端技術研究センター客員上席研究員を兼務。21年日経ヴェリタスのエコノミスト人気調査で4年連続、11回目の首位に選ばれる。著書には「円安再生成長回復への道筋」「成長の臨界」等多数。経済成長にはイノベーションが不可欠だが、歴史的には社会包摂がなければイノベーションは自動化をもたらし、労働需要の減退と実質賃金の停滞を招く。AIも同様の経路を辿らないか、社会の変化に応じたセーフティネットの拡充について論じる。