第3472回11月19日(水)
講演12時30分
経済成長・家族・人口動態の動向:過去半世紀のデータからの考察
政策研究大学院大学 教授
北尾 早霧 氏
1996年早稲田大学政治経済学部卒、専門はマクロ経済学。少子高齢化問題、税・社会保障制度等の経済政策を分析する。ゴールドマン・サックス、ニューヨーク連邦準備銀行、南カリフォルニア大学、東京大学経済学研究科等を経て2018年より現職。ハーバード大学修士(行政/国際開発)、ニューヨーク大学PhD(経済学)。日本では、この数十年の間に、家族構成や女性が仕事・家事・育児に費やす時間のあり方が大きく変化してきた。少子化や未婚率の上昇、教育費の負担増といった課題も一層顕著になっている。技術の進歩や賃金構造、働き方の変化との関わりも踏まえつつ、こうした社会の変化が人口動態や経済成長にどのような影響を及ぼすのかを考察する。