一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3462回12月10日(水)
講演12時30分

大阪中之島美術館がめざす新しい美術館のかたち

大阪中之島美術館 館長
菅谷 富夫 氏

1958年千葉県生まれ。編集者、財団法人滋賀県陶芸の森学芸員を経て、1992年大阪市立近代美術館建設準備室学芸員。2017年より大阪中之島美術館準備室長。2019年より現職。準備室では美術館計画の策定に立ち会うとともに、同館のコレクション形成を担当。デザイン、工芸、現代美術、写真などの評論活動を行う。共著に『都市デザインの手法』、『デザイン史を学ぶクリティカルワーズ』など。2022年2月に開館した大阪中之島美術館は、大阪市の準備室開設から約30年を要した。その間、時代に合った美術館づくりをめざして基本計画を作り変え、現在の姿がある。建物の構造はもちろん、運営形態や展覧会のラインナップ等、新しい美術館の姿を紹介する。