第3310回1月19日(水)
講演12時30分
これからの経済・社会の方向性を考える
東京大学大学院経済学研究科 教授
柳川 範之 氏
1963年埼玉県生まれ、小学校4年から中学1年までシンガポールの日本人学校で学び、日本で公立中学を卒業後、父親の転勤でブラジルへ渡る。ブラジルでは高校に通わず独学で勉強し日本に帰国後、83年大学入学資格検定を受けたのち慶應義塾大学経済学部通信教育課程入学、88年同課程卒業、91年東京大学大学院経済学研究科修士課程修了、93年同大学院博士課程修了し経済学博士(東京大学)。93年慶應義塾大学経済学部専任講師、96年東京大学大学院経済学研究科助教授、11年より現職。著書には「法と企業行動の経済分析」(日経・経済図書文化賞受章)「東大教授が教える独学勉強法」等多数。気候変動や貧困問題等の社会課題がクローズアップされる中、政府は新しい資本主義のあり方を検討課題としている。人工知能の発達やデジタル化の動きが早まる中、今後日本経済は何を重視するべきかを考察する。