第3323回4月27日（水）
講演12時30分
台湾海峡をめぐる現状と展望：現状維持は可能か？
東京大学大学院情報学環 教授
松田 康博 氏
1965年北海道生まれ、88年麗澤大学外国語学部中国語学科卒業、90年東京外国語大学大学院地域研究研究科修了。94年在香港日本国総領事館専門調査員、97年慶應義塾大学大学院法学研究科博士課程単位取得後退学、03年法学博士。92年～08年まで防衛省防衛研究所助手、主任研究官。08年東京大学東洋文化研究所准教授を経て11年より教授。12年同大学大学院情報学環教授（東洋文化研究所教授を兼務）。07年「台湾における一党独裁体制の成立」で日本貿易機構アジア研究所発展途上国研究奨励賞を受賞。10年後にも国力を増強させた中国が台湾に進行する可能性がささやかれる今、日本の基地の強靱性はこのままで良いのか。台湾問題の抑止力について解説する。