一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3353回12月14日(水)
講演12時30分

ヒトはなぜ老化するのか?

東京大学定量生命科学研究所 教授
小林 武彦 氏

1963年神奈川県生まれ。87年九州大学理学部生物学科卒業、92年同大学大学院医学系研究科博士課程修了、理学博士。同年日本学術振興会特別研究員、93年基礎生物学研究所助手、94年ロッシュ分子生物学研究所博士研究員、96年米国国立衛生研究所博士研究員、05年基礎生物学研究所助教授、06年国立遺伝学研究所教授、15年東京大学分子細胞生物学研究所教授を経て、18年より現職。前日本遺伝学会会長、日本学術会議会員。著書に「生物はなぜ死ぬのか」等多数。ヒトは他の動物と違って老化現象を示し、長い老後が存在する。この「長い老後」には「ヒト」が進化して「人」になるための重要な意味がある。シニア世代へのエールとは。