第3356回1月25日(水)
講演12時30分
行動経済学から考えるコロナ禍、コロナ後〜行動経済学をビジネスに活かして
大阪大学感染症総合教育研究拠点 特任教授
大竹 文雄 氏
1961年京都府生まれ、83年京都大学経済学部卒業、85年大阪大学大学院経済学研究科博士前期課程修了、同年大阪大学経済学部助手、88年同講師。90年同助教授、01年同教授。07年~09年同大学社会経済研究所長、21年より現職。大阪大学博士(経済学)。専門は行動経済学・労働経済学。格差問題の実態と原因を実証した著書「日本の不平等―格差社会の幻想と未来」で日本学士院賞、サントリー学芸賞、日経・経済図書文化賞を受賞。近著に「行動経済学の処方箋」等多数。行動経済学の考え方の解説から、コロナ禍に多くの企業が採用したテレワーク、その効果や生産性についての研究を紹介し、どのようにビジネスに活かせるかを考える。