一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3361回3月1日(水)
講演12時30分

深刻化する食料・農業危機~食と命を守るためにやるべきこと

東京大学大学院農学生命科学研究所 教授
鈴木 宣弘 氏

1958年三重県生まれ。82年東京大学農学部農業経済学科卒業、農林水産省入省。96年農業総合研究所研究交流科長、98年九州大学農学部助教授、04年同大学大学院農学研究院教授、05年より九州大学アジア総合政策センター教授を兼任、06年より現職。国内農業は生産費の暴騰にもかかわらず販売価格の低迷で赤字が累積し廃業が激増している。このまま農業消滅が加速すれば、日本国民は「兵糧攻め」で餓死に追いやられる。私たちは食と命を守るために今どうすべきかを考える。