一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3369回4月26日(水)
講演12時30分

日本の自然と文化を活かすグリーンインフラ

国立環境研究所 室長
西廣 淳 氏

1999年筑波大学大学院生物科学研究科修了し理学博士取得。専門は生態学および応用生態工学。同年建設省(現国土交通省)土木研究所入所、01年東京大学大学院農学生命科学研究科助手、07年助教を経て、13年東邦大学理学部生命圏環境科学科准教授、19年国立環境研究所気候変動適応センター主任研究員、20年より現職。東京大学連携併任教授および東邦大学客員教授を兼務。グリーンインフラは人口減少と気候変動の進行を背景に重要性を増している。近年、ESG投資や自然を活かした企業活動とも関連し大きな動きとなっている。この潮流を未来の日本にとって真に意味のあるものにするためには何が必要かを考える。