第3378回7月5日(水)
講演12時30分
料理する動物にとっての「料理」とはなにか
料理研究家
土井 善晴 氏
1957年大阪府生れ。明星高等学校、芦屋大学教育学部産業教育学科卒業後、スイス・フランスでフランス料理、大阪の「味吉兆」で日本料理を修業した。92年土井善晴おいしいもの研究所を設立し代表に就任。東京大学先端科学技術研究センター客員研究員、十文字学園女子大学招聘教授を兼務。著書に「一汁一菜でよいという提案」「一汁一菜でよいと至るまで」等多数。家庭料理を再評価する食事学研究により22年文化庁長官賞を受賞。あまりにもぜいたくになった現代人の食事は現代の大きな問題、あるいは苦しみの一つである。食事を改める必要性について考える。