一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3408回2月28日(水)
講演12時30分

日本政治の現在と展望

中央大学法学部 教授
中北 浩爾 氏

1968年三重県生まれ。91年東京大学法学部卒業、95年同大学大学院法学政治学研究科博士課程中途退学、97年東京大学博士(法学)、同年大阪市立大学助教授、04年立教大学教授、11年一橋大学大学院社会学研究科教授、23年より現職。専門は日本政治外交史、現代日本政治論。著書に「自民党―『一強』の実像」「日本共産党」等多数。派閥のパーティー券裏金問題で自民党が動揺し、岸田政権は厳しい状況に陥っている。しかし、政局を理解するには日本政治が構造的にどうなっているかを知る必要がある。94年の政治改革以降の変化の中に現在の政権・与党・野党の三つを捉えて今後を展望する。