一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3419回5月22日(水)
講演12時30分

文化芸術の未来に向けた舵取り

作曲家 文化庁長官
都倉 俊一 氏

1948年東京都生まれ。4歳からバイオリンを始め、7歳からドイツへ渡り音楽の基礎を学ぶ。18歳で帰国し、71年学習院大学法学部を卒業。大学在学中に作曲家としてデビュー、その後アメリカ、イギリスで作曲法・指揮法・映像音楽を学び、海外各国で音楽活動を行う。国内では「日本レコード大賞」「日本歌謡大賞」等、日本の主要な音楽賞の殆どを受賞。山口百恵・ピンクレディーら多くの新人を発掘し楽曲を提供、ヒット曲は1,100曲を超え、レコード枚数は6千万枚を超える。05年日本作曲家協会理事、15年横綱審議員会委員等を歴任し、18年文化功労者、21年より文化庁長官を務める。移転1年目は手探りでもそれなりの準備期間であった。今は助走からテイクオフへ、今後は文化立国を目標として10年計画を推進する。その具体的な目標について語る。