一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3435回9月18日(水)
講演12時30分

新型コロナウイルス感染症の教訓と今後のパンデミック対策

東北大学大学院医学系研究科 教授
押谷 仁 氏

1959年東京都生まれ。87年東北大学医学部卒業、同年国立仙台病院研修医を経て、91~94年JICA専門家としてザンビアでウイルス学指導、97年テキサス大学公衆衛生大学院修了、98年新潟大学医学部公衆衛生学講師、99年同講師、同年8月~06年世界保健機関(WHO)西太平洋地域事務局・感染症アドバイザー、05年より現職。専門は感染症疫学とウイルス学。アジア・アフリカを研究フィールドとして感染症研究を行う。新型コロナウイルス感染症によるパンデミックは過去のパンデミックとは大きく異なるものであった。今後もパンデミックが起こる可能性は高く、次は新型コロナウイルスとは違うものになる可能性を考えどう対応していくかについて論ずる。