第3444回11月20日(水)
講演12時30分
秀吉はいかにして家康を跪かせたか
岐阜関ケ原古戦場記念館 館長静岡大学 名誉教授
小和田 哲男 氏
1944年静岡市生れ。72年早稲田大学大学院文学研究科博士課程満期退学。85年文学博士(早稲田大学)。現在、静岡大学名誉教授、日本城郭協会理事長、岐阜関ケ原古戦場記念館館長を務める。研究分野は日本中世史。著書に「戦国武将の叡智」等多数。NHK大河ドラマでは96年の「秀吉」から2023年の「どうする家康」まで8作品の時代考証を務めた。織田信長の死後、秀吉と家康との関係には微妙なものがあった。家康を臣従させないことには豊臣の天下は来ないと考えた秀吉は、どのような手を使って家康を跪かせたのか。秀吉と家康、二人の掛け合いを追いかける。