第3513回6月3日(水)
講演12時30分
横光利一の『旅愁』と「昭和戦前」という時代
作家
関川 夏央 氏
1949年新潟県生まれ。若い在日コリアンの実情をえがいた『海峡を越えたホームラン』で85年講談社ノンフィクション賞受賞。谷口ジローとの共作『「坊っちゃん」の時代』で98年手塚治虫文化賞・マンガ大賞受賞。『昭和が明るかった頃』で99年講談社エッセイ賞受賞。『二葉亭四迷四迷の明治四十一年』など近代文芸家の評伝で01年司馬遼太郎賞受賞。大正末年から昭和初年代にもっとも人気のあった小説家の横光利一氏の長編小説『旅愁』をもとに「昭和戦前」という時代の意味を考察する。