一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3331回6月29日(水)
講演12時30分

ウクライナ戦争と国際政治の展望:日本の対応はいかに

神戸大学大学院法学研究科 教授インド太平洋問題研究所 理事長
簑原 俊洋 氏

1971年米国カリフォルニア生まれ、92年カリフォルニア大学デイヴィス校卒業後、ユニオンバンクに勤務。94年来日し神戸大学大学院法学研究科入学。98年博士課程修了し政治学博士学位取得。同年日本学術振興会特別研究員、99年神戸大学法学部助教授、00年同大学院法学研究科助教授を経て07年より教授。その間、ハーバード大学、カリフォルニア大学アーバイン校、カイロ大学、ストックホルム大学で客員研究員、客員フェロー、客員教授を歴任。現在はインド太平洋問題研究所理事長も兼務している。ウクライナ戦争は一般市民を中心に甚大な被害をもたらしている。なぜ多くの専門家は戦争を予見できなかったのか。この戦争が国際政治システムにもたらす影響と日本に求められる対応を検証しながら解説する。