第3352回12月7日(水)
講演12時30分
太陽の船発見と古代エジプト文明の魅力
東日本国際大学 総長早稲田大学 名誉教授
吉村 作治 氏
1943年東京都生まれ。64年早稲田大学第一文学部入学、68年カイロ大学考古学部に留学、69年早稲田大学第一文学部美術史学科を卒業。本格的な古代エジプト調査を開始。87年早稲田大学人間科学部助教授、96年同教授、99年同大学より工学博士の学位取得。10年同大学名誉教授、13年東日本国際大学に移り理事・エクステンションセンター長就任。14年同大学専任教授・副学長、15年学長を経て21年より同大学総長に就任。10年エジプト・アラブ共和国よりゴールドメダルを受賞。著書に「エジプト史を掘る」「ピラミッドの謎」「ツタンカーメンの謎」等多数。1987年に発見された第2の太陽の船は、その30年前に発見された太陽の船と一対をなす世界最古の大型木造船だった。4500年もの間眠っていた。大ピラミッドの謎の解明にも繋がるこの船の復元について報告する。