第3405回2月7日(水)
講演12時30分
米社会の動向とバイデン政権の展望
慶應義塾大学環境情報学部 教授
渡辺 靖 氏
1967年北海道生まれ。90年上智大学外国語学部卒業、97年ハーバード大学大学院修士課程修了、97年同大学大学院で博士号を取得(Ph.d.社会人類学)。ハーバード大学国際問題研究所アソシエート、米ウィルソンセンター・ジャパンスカラー、ケンブリッジ大学フェロー、パリ政治大学客員教授等を経て、05年慶應義塾大学環境情報学部教授に就任。著書に04年サントリー学芸賞を受賞した「アフター・アメリカ」、「白人ナショナリズム」等多数。デフォルトや政府閉鎖の危機、ウクライナ支援やガザ危機をめぐる対応など課題山積のバイデン政権、それらの根底にある米社会・政治の地殻変動について考察するとともに、今秋の大統領選の歴史的意味や最新動向について解説する。