一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3257回10月14日(水)
講演12時30分

コロナ危機下の経済政策

東京財団政策研究所研究主幹
小林 慶一郎 氏

1966年生れ、91年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了、通商産業省(産業政策局)入省、98年シカゴ大学大学院経済学研究科博士課程修了、05年中央大学公共政策研究科客員教授、07年経済産業研究所上席研究員、09年キヤノングローバル戦略研究所研究主幹、10年一橋大学経済研究所教授、13年慶應義塾大学経済学部教授、19年現職。01年「日本経済の罠」で日経・経済図書文化賞、大佛次郎論壇賞奨励賞受賞。他に「時間の経済学」等多数。金利がゼロまたはマイナスとなり、インフレ率が低迷を続ける長期経済停滞が世界的に広がっている。この現象の原因を分析する。新しい時代に必要なマクロ経済政策としては、政府の財政に対する長期的な信認をいかにして維持するかが鍵となる。そのための具体的な方策を提言する。 (2012.05.23)