第3293回8月18日(水)
講演12時30分
やらずに後悔することよりもやって反省するがよい
落語作家
小佐田 定雄 氏
1952年大阪市生まれ、74年関西学院大学法学部卒業、火災保険会社勤務中の77年桂枝雀に宛てて新作落語「幽霊の辻」を郵送し認められ落語作家デビュー。87年までサラリーマンも続けたが87年勤務先を退社し本格的に落語作家に転進した。以降上方落語の新作を発表するとともに、古びた古典落語の復活や改作も手がけている。また、演芸研究家として狂言、文楽、歌舞伎の台本も手がけている。88年上方お笑い大賞秋田実賞、89年咲くやこの花賞の文芸その他部門賞、95年第1回大阪舞台芸術賞奨励賞、21年第42回松尾芸能賞優秀賞を受賞。著書には「茶漬えんま 桂枝雀新作落語集」「上方落語米朝一門おさだまり噺」「米朝落語の舞台裏」等多数あり。講演では脱サラをして「落語作家」という隙間産業を選んだことで経験したこと、教えられたことについて語る。