第3333回7月13日(水)
講演12時30分
危険水域の中の日本ー台湾・北朝鮮・エネルギー
福井県立大学学術教養センター 教授
島田 洋一 氏
1957年大阪府枚方市生まれ。京都大学法学部を卒業後、同大学院修士課程、博士課程を経て、85年同大学法学部助手、88年文部省に入省し教科書調査官を務める。92年福井県立大学助教授、03年同大学教授に就任。職歴と並行して、北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会副会長、櫻井よしこ氏が代表を務める国家基本問題研究所の評議委員兼企画委員を務めている。著書に「アメリカ・北朝鮮抗争史」「アメリカ解体―自衛隊が単独で尖閣防衛をする日―」等多数。台湾が中国の侵略を受ければ展開次第で日本全体が戦域に入る。北朝鮮はミサイル開発に邁進しており、日本は危機の渦中に置かれている。更に経済力を支えるエネルギーの確保も重大な課題となっている日本の現状を考察する。