一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3342回9月21日(水)
講演12時30分

「家族の価値」再考―少子化で危ぶまれる家族の継承―

麗澤大学国際学部 教授
八木 秀次 氏

1962年広島県生まれ。85年早稲田大学法学部卒業、同大学院法学研究科修士課程修了、同政治学研究科博士後期課程中退。96年高崎経済大学地域政策学部講師、助教授を経て、06年教授、20年より現職。専攻は憲法学、思想史。産経新聞「正論」メンバーとして保守主義の立場から幅広く発言。第2回正論新風賞受賞。著書に「憲法改正が何故必要か」「国民の思想」等多数。予想を超えた勢いで進む少子化。近代社会は家族共同体からの個人の解放を理想としたが、その結果家族の継承や国家の継承が今危ぶまれている。「家族の価値」再考の視点から家族法制や教育のあり方を考える。