一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3380回7月19日(水)
講演12時30分

米中対立の現状と展望

東京大学東洋文化研究所 准教授
佐橋 亮 氏

1978年東京都生れ。02年国際基督教大学教養学部国際関係学科卒業、04年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了。同年日本学術振興会特別研究員、07年東京大学公共政策大学院特任助教、09年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了、博士(法学)。10年神奈川大学法学部准教授、14年スタンフォード大学アジア研究センター客員准教授を経て、18年同教授・アジア研究センター所長、19年より現職。著書に「米中対立アメリカの戦略転換と分断される世界」「共存の模索アメリカと『二つの中国』の冷戦史」等多数。アメリカと中国は科学技術や人権問題、台湾などをめぐり対立を深めている。政治的な対立をコントロールできず、軍事的な火花が散るようなことはあり得るのか。米中対立の本質、そして今後の展望を考察する。