一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3381回7月26日(水)
講演12時30分

脱炭素経済時代を日本は生き抜くことができるか

京都大学大学院経済学研究科 教授
諸富 亮 氏

1968年大阪府生れ。93年同志社大学経済学部卒業、98年京都大学大学院経済学研究科博士課程修了、博士(経済学)。98年横浜国立大学経済学部助教授、02年京都大学大学院経済学研究科助教授、07年同准教授を経て、10年より現職。これまでに東京都「環境審議委員会」環境省「国内排出量取引制度検討会」「カーボンプライシングの活用に関する小委員会」等の委員を歴任。著書に「環境税の理論と実際」「資本主義の新しい形」等多数。気候変動政策はもはや単なる環境政策を超えて産業政策としての色彩を強めている。環境と経済が対立した時代は終焉し、今後は脱炭素経済とそれを支える技術の獲得に成功した国・地域が発展する。日本は果たしてその中で生き残ることができるのかを解説する。