一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3348回11月2日(水)
講演12時30分

AIで認知症に挑む

大阪大学産業科学研究所 教授
関谷 毅 氏

1977年生まれ。99年大阪大学基礎工学部物性物理工学科卒業、01年東京大学大学院工学系研究科物理工学専攻修士課程修了、03年同大学院博士課程を特例適用による短縮修了し、博士(工学)取得。同年同大学工学部物理工学科助手、07年助教を経て10年より講師、11年より准教授を務める。14年大阪大学産業科学研究所に移り教授に就任。他に大阪大学総長補佐・栄誉教授、同大学先導的学際研究機構共創インキュベーションセンターセンター長、内閣府有識者会議議員、文部科学省科学技術・学術審議会専門委員等の公職を兼務。額に貼り付けるだけで脳波を正確に計測するパッチ脳波計を使い、認知症や更年期障害、てんかんなどの中枢神経系疾患を計測し、その結果をA.I.を用いて可視化する取組について紹介する。