一般社団法人 大阪倶楽部

定例午餐会

第3274回3月24日(水)
講演12時30分

関西人にとって阪神タイガースとは何なのか

国際日本文化研究センター 所長
井上 章一 氏

1955年京都市生まれ、京都大学工学部建築学科卒業後、同大学院工学研究科建築学専攻修士課程修了。同大学人文科学研究所助手を経て、国際日本文化研究センター助教授。教授を経て、2013年~16年まで同研究センター副所長、19年より現職。86年「つくられた桂離宮神話」でサントリー学芸賞、99年「南蛮幻想―ユリシーズ伝説と安土城」で芸術選奨文部大臣賞、16年「京都ぎらい」で新書大賞を受賞。その他「美人論」「法隆寺への精神史」「阪神タイガースの正体」等多数。かつて大阪の野球愛好家は南海ホークスに期待を寄せていた。しかし今はたいていの野球好きは阪神に心を寄せている。この歴史的変化はいかにしてもたらされたかを考える。